「発声動作」に関するちょっとした話|れんげ訪問看護リハビリステーション・精神科訪問看護クレヨン

ステーション日誌DIARY

「発声動作」に関するちょっとした話

2022/1/14 金曜日

こんにちは。
れんげ訪問看護リハビリステーション
「日本一踊れる言語聴覚士」木津玲子です。

 

今年入ってからの
私が更新している記事がずっと
「嚥下」に関する記事だったので

今回はもうひとつ
私がリハビリでお会いする
「発声」について
書きたいと思います。

 

よく、発声練習のリハビリを
担当している方からは
「もっと大きな声が出るようになりたい」
というお話しを聞きます。

 

単に叫ぶ、怒鳴る、というだけでも
大きな声を出すことはできますが…

それではのどに負担をかけてしまい
のどの炎症や乾燥を起こしやすくしてしまうことと

何よりもそれでは
持続して大きな声を出すことはできません。

 

そのため、声のボリュームを上げたい
声の張りを出したいという場合には
「声の出し方」を意識していただくように
リハビリを行っています。

 

もうちょっとだけ掘り下げると、
「声の出し方」をスムーズにしていくために
意識していただくことは
・呼吸 と ・姿勢 になり

 

リハビリの中では
声を出すときの姿勢や
声を出すときの準備運動で
呼吸動作等も行っていきます。

で、実は
呼吸動作の練習を行うことで
内臓の働きも活性化されることがありますよ。

ここに関するお話しも
また少しずつしていきますね。