口の渇き 予防策|れんげ訪問看護リハビリステーション・精神科訪問看護クレヨン

ステーション日誌DIARY

口の渇き 予防策

2022/1/21 金曜日

こんにちは。
れんげ訪問看護リハビリステーション、
精神科訪問看護クレヨン
「日本一踊れる言語聴覚士」木津玲子です。

 

さて、今回は前回の続き。
「飲み込みに悩みを抱えている方は
口が渇く方が多いようですよ」
という話の続きです。

 

では、口の渇きの予防には
何をしたらいいのか、ということの
例をいくつかお伝えしたいと思います。

 

1. 水分をしっかり摂る

2. 口や舌などの運動をする
→しっかり動かすことで、唾液腺の分泌も促進されます。

3. よく話す
→誰かと話す、というのがいいですが
もちろん独り言でも…

4. 口呼吸よりも鼻呼吸を意識する

5. 唾液腺を刺激する

 

この中の「5 唾液腺を刺激する」についてですが
嚥下訓練の手技のひとつとして
唾液腺マッサージというものがあります。

 

顎のラインを中心(顎先)から耳の方向へ
マッサージしていくもの
耳の前側をマッサージするもの
などがあります。

 

実際に嚥下訓練に行っている方やそのご家族にも
やり方をお伝えしておうちでの
自主トレのようにして行っていただくこともあります。

ポイントは強い力になりすぎないこと。

結構気持ちがいいと言ってくださる方も多いです。

 

今度方法の写真?イラスト?あたりを
載せてみようかな。