嚥下リハビリの中でやっていること
2022/4/08 金曜日
こんにちは。
れんげ訪問看護リハビリステーション
精神科訪問看護くれよん
「日本一踊れる言語聴覚士」
木津玲子です。
さて、言語聴覚士のお仕事の中に
「食事、飲み込みのリハビリ」
というのがあるのですが
そのリハビリのベースとして
大切になってくるのが
・口の中の乾燥状態の安定
・口の中の衛生状態の安定
というのがあります。
そのためにリハビリの中で
行うことの一つに
「口腔ケア」というものがあります。
普段、歯磨きって
あまり時間をかけられないという方や
何となくやっている…という方も
多いかもしれません。
ただ、誤嚥性肺炎を予防するという意味では
口腔ケアや歯磨きって実は大切。
嚥下(飲み込み)のリハビリの中では
こんな口の中の乾燥状態のチェックや
汚れ度合いのチェックなども
取り入れていて、
もう少し改善できるかな、という時は
そのためのリハビリも
行っています。
どうしても
誤嚥性肺炎の予防というと、
飲み込みの瞬間だけに
目がいきがちですが、
こういった日頃の状況を
合わせてチェックするのも
良いかと思います。