誤嚥に関するちょっとした話|れんげ訪問看護リハビリステーション・精神科訪問看護クレヨン

ステーション日誌DIARY

誤嚥に関するちょっとした話

2022/1/13 木曜日

こんにちは。
れんげ訪問看護リハビリステーション
「日本一踊れる言語聴覚士」木津玲子です。

 

さて、今回は
誤嚥に関するちょっとしたお話し。

よく「誤嚥」というと
「むせなければ大丈夫でしょ?」と
お考えの方も多いようです。

 

でもそれは…
大きな間違いです!

 

誤嚥性肺炎にかかる方の中で
わかりやすくむせる方というのは
実はちょっと少なくて

咳込まず、むせずに
知らず知らずのうちに誤嚥をしていた…

 

そういうケースの方のほうが
実はかなり多いです。
(これをよく不顕性誤嚥というように
言うことがあります)

 

なぜ不顕性誤嚥が起きてしまうのか
ということには
原因がいくつかあって

 

・飲み込みの反射の遅れ
・喉などの感覚が鈍くなってしまうこと
などが考えられます。

 

こういった「不顕性誤嚥」が
積もり積もっていくと
炎症を起こしやすくなり肺炎につながる
と言えます。

 

なので、むせないということと
誤嚥をしていないということは
必ずしもイコールではありません。

 

じゃあ誤嚥をしているかもしれない…
ということは
どうやって判断したらいいの?
については

こちらの記事 から見てくださいね。